ー 帰国後、宮内さんは「ル・ヴェール・ヴォレ」の東京店を開き、のちに「メグロ アンジュール」と改名。その模様と、シェフの片平菜穂さんによる料理をご紹介する。
扱うワインは造り手の人柄で決める


2012年11月、「ル・ヴェール・ヴォレ・ア・トウキョウ」をオープン。酒販店の免許も開業と同時に取得した。内装はパリ在住のデザイナーに依頼し、赤い枠のワイン棚やビストロチェアなど、同店のアイコンとなるものを取り入れた。
奥に長い構造で、手前に20席ほどのダイニングがあり、両脇の壁にプレゼンテーション用のワインボトルが並ぶ。奥に8席のカウンターと厨房、温度管理されたワインセラーがある。
料理のメニューは宮内さんが黒板に記し、ワインリストは置かず、その日のグラスワイン数種類とおすすめのボトルを口頭で説明し、相談して決めるしくみだ。
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